亀田家名誉毀損訴訟勝訴し今度はJBCに損害賠償訴訟へ【北村弁護士】
ボクシングの亀田三兄弟が裁判をやっていた
ことをご存知でしょうか?ボクシングファン、
格闘技好きの方はスポーツ新聞などでこれま
でにこの亀田家の裁判に関するニュースは目
にされたことがあるかもしれません。
あと、この裁判、弁護士があの「北村弁護
士」が弁護を担当されているということで以
前からかなり注目を集めていたように思いま
す。
北村晴男弁護士って、テレビをあまり見ない
私でさえ結構な頻度でテレビ出演されている
ところをお見かけするのですが、本職もやっ
てらっしゃるんですね。w
で、今回は、亀田家が先月1月14日付けでJBC
(日本ボクシングコミッション)と、JBCの
理事長を相手取り6億6千万円の損害賠償を求
める訴訟をおこしたことが本日あきらかにな
りました。
今回の損害賠償訴訟は、今月決着がついた名誉毀損訴訟の判決で勝訴したことで勝機ありと踏んでのものなのか?
本日、北村弁護士から会見で明らかになったJBCに対する損害賠償訴訟に関する情報を目にしたとき、私は「あれ?亀田家ってすでに裁判をやってたんじゃないの?」と私は思いました。
北村弁護士が弁護するということで、かなり注目をあつめて記者会見をされている映像も数年前に見た記憶があったからです。
しかしながら、今日北村弁護士が明らかにした訴訟は、新たな「訴訟」で前回私が北村弁護士の会見でお話されていた裁判とは別の案件であったことにあとから気づきました。
前回会見で私が目にしたのが、おそらく名誉毀損に関する裁判だったのだと思います。
それで今回あらたに訴訟をおこしたのが損害賠償を求める裁判になるわけです。似たような内容で、被告となるのも同じような感じなので同時に裁判を起こした方が効率が良いように素人目には見えましたが・・・おそらくそこには北村弁護士の戦略のようなものがあったのではないかと思います。
あと、今回同時に明らかになったのが2013年に試合があった亀田大毅選手の世界戦にまつわる名誉毀損の裁判については、今月判決が確定して日本ボクシングコミッションの職員とフリーのライターに対して320万円と300万円を亀田家側に支払う命令が裁判所から下ったそうです。
この判決を受けてからの、今回の新たな訴訟を起こしたのでしょうか?
まさか、亀田家の裁判がこのようなことになっているとは思ってもみませんでした。
裁判の詳しい内容や、今月出た判決の詳細については分かりませんが、かなり亀田家にとっては良い風が吹いているような感じが新聞報道では感じ取られます。
北村弁護士ってテレビのバラエティー番組でおみかけするイメージと違ってかなりガチで出来る弁護士さんのようですね。
しかし、なぜ北村弁護士は亀田家の裁判の弁護を引き受けることになったのでしょうか?その点にもかなり興味があるのですが・・・。
うーん、よくよく考えると今月確定した裁判でJBC職員とフリーライターから620万の賠償金をゲット出来た亀田家ですが・・・これでは北村弁護士の報酬が・・・
とりあえず、名誉毀損に関する裁判では亀田家側が勝利したようですが、それでも被告側から入るお金の合計がよくよく考えると620万円ということになります。
三年近く裁判をやっていて、弁護を担当されていたのがあの全国的に名の知れている敏腕弁護士の北村晴男弁護士・・・。
北村弁護士への報酬ってかなりのものになるのではないかと思うのですが・・・。
実質2年以上は裁判に費やしているのでしょうから弁護士への報酬だけでも数百万にはなるかと思います。それにその他の弁護費用を入れると・・・・。
今回入った620万円では足がでるのではないでしょうか?
それが分かっていて、ひょっとしたら新たに損害賠償訴訟を起こすようにした・・・・そのようなことは考えられないでしょうか?
今回の損害賠償請求額が6億6千万円。
これでたとえ裁判に再度勝利したとしても、この金額がまるまる入ってくるものではないかと思いますが、しかし今回勝ち取った賠償金の額よりは多いのではないかと思います。
北村弁護士もその辺のソロバン勘定はきっちりされているのではないでしょうか?それを踏まえて、今回の勝利でかなり勝機ありと踏んで大きく出られたのかもしれません。
これは、リングの外でも気になる戦いをされて、裁判の行方がこのあと気になります。